レーシックを提供しているクリニックの多くが、「当クリニックでレーシックを受けた人の9割以上が、視力を大幅に回復している」などの実績をホームページなどで公開しています。もちろん、これからレーシック手術を検討している人にとっては貴重な情報でしょう。
しかし、このデータをそのまま信用してはいけません。というのも、手術を受ける前の視力は人によって異なります。また、同じレベルまで視力が回復するとしても、視力が回復するまでの期間も人によって異なるのです。さらには、合併症を併発したが、最終的にはこのレベルにまで回復したということも考えられるでしょう。
つまり、あるレベルまでの視力回復をゴールラインとすれば、そこに到達するまでの道のりは人によって全く異なると言えるのです。
したがって大切なのは、どの道のりをご自身が選択するのか、にあると言えるでしょう。仮に間違った道のり(方法)を選択してしまうと、思うように視力が回復しないことも考えられるためです。
そこで、クリニックが公開しているデータを参考に、「私であれば、どのような道のりでこのレベルまで視力が回復するでしょうか」をしっかりと事前に確認しておくことが大切だと言えます。
「私もこのレベルまで回復しますか」というような、ざっくりとした質問は良くありません。細かい検査を受けて、どの道のりがよいかを担当医と入念に打ち合わせしておくのです。
レーシックは目の手術です。多少の恐怖感があるのは仕方ありません。だからこそ、成功までの道のりを手術前に確認して、それに応じてリスクへの対処法もチェックしておくことが重要でしょう。
レーシック手術は医療行為であるため、手術内容やリスクの説明などのいわゆるインフォームドコンセントが欠かせません。細かい検査などと併せて、レーシック手術前に担当医との信頼を築いておきましょう。
それこそ、手術以後のリスクを抑えるに最も効果的な方法の1つなのです。